osoraの修行回顧録 vol.02 ~修行ロスを経て再び~
わたくしosoraは2016年にSFC修行を、2017年にJGC修行を解脱しました。
いまはJGCプレミアに向けて修行再開を待っているところです。
その間にこれまでの足跡についてまとめたいと思います。
今回は回顧録 Vol.02
SFC修行を解脱したときからJGC修行を決意するまで。
少々お付き合いください。
ちなみに前回の回顧録はこちらです。
■真冬のヨーロッパ
SFC修行を解脱し落ち着いた2016年の12月、今年もあと数日で終わろうとしている頃、ANA旅作ページで色んな都市を検索していたosoraは、冬のヨーロッパがとんでもなく低価格であることに気付く。さらにヨーロッパの主要都市を複数検索してみたが、その中で特にフランクフルトが安かった。
プラチナステータスを存分に体感するためには国際線、かつスターアライアンス加盟航空会社のホームタウンがベストだと考えたosoraは、今回の旅行先をフランクフルトに決めた。
更にこの頃、RIMOWAがほしくてほしくて仕方なかった。
いろいろ調べているうちにドイツでは日本より安く購入できること、更に現地にはルフトハンザモデルなるものが存在することを知ったosoraは、今回の旅の目的をプラチナステータスを存分に体感し、ルフトハンザRIMOWAを購入する旅と定めたのだった。
月日が流れ、ついに来たドイツ行きの日。osoraは興奮気味で羽田空港国際線ターミナルへ向かったのであった。
■プラチナを楽しむドイツ旅
ここからは、ドイツ旅行の様子を簡単に紹介しよう。
出発当日は国際線ビジネスクラスチェックインカウンターから始まり、国際線ANAラウンジと地上で受けられる各種サービスを体感した。ちょうどこの時、ラウンジ内では成田-メキシコシティ線の開設を祝って、コロナビールが提供されていた。
フライト中はプラチナステータスだからといって、特別なサービスがあるわけではない。
こちらはフランクフルト中央駅の様子である。ホームに止まっている列車はシュトゥットガルトへ向かった際に利用したICE(Inter City Express)である。
なぜシュトゥットガルトへ向かったかというと、郊外にあるメルセデス・ベンツミュージアムを訪れる為だ。ドイツと言えば自動車発祥の国でり、メルセデス・ベンツ以外にも、ポルシェやBMW、フォルクスワーゲンなどの自動車メーカーを擁する自動車大国である。ここメルセデス・ベンツミュージアムでは、自動車が発明された当時の姿から始まり、最新のモデルまでを見ることができ、その輝かしい歴史の一端を肌で感じることができる。自動車が好きな方は是非訪れてみてはいかがだろうか。
次にシュトゥットガルトでの食事を紹介しよう。
この地域で有名なマウルタッシェンのスープとビールを頂いた。
翌日には、再びフランクフルト中央駅から列車にのってケルンを訪れた。
お目当てはもちろんケルン大聖堂である。
名産のビール"ケルシュ"との記念写真がこちら。
ちょうどこの日はお祭りが行われていて、仮装した観光客で賑わっていた。
再びフランクフルトに話を戻す。
フランクフルトで忘れてはならないのが、マイン川を渡った先にあるザクセンハウゼン地区はアップルワインが有名なことである。歩ける場所にホテルをとっていたosoraは、徒歩でザクセンハウゼン地区へ向かった。
ここダウト・シュナイダーは日本語メニューもあり安心して注文ができる店だった。ただし日本人スタッフがいるわけではない。
アップルワインの1杯目は"試飲"ということでサービスして頂いた。
このエリアからフランクフルト中央駅までは徒歩で約30分といったところ。
夜ごはんを食べた後は、散歩がてら歩いて帰るのがいいだろう。
さて、
短いフランクフルト滞在を終えたosoraは、帰国の際に空港でフルトハンザRIMOWAを買った。詳細は別記事にしているので、興味のある方はみてほしい。
次に帰国フライトの話に移ろう。
帰国時は、ANAプラチナステータスがスターアライアンスGOLDステータスとして活躍してくれる。 ここルフトハンザ航空のセンターラウンジに入ることができた。
もちろん優先搭乗ももれなく体感したのであった。
今回のドイツ旅行で感じたことは、チェックインに待ち時間がないことで空港到着時間を悩まなくていいこと、搭乗前の時間をラウンジで安心して過ごせることは、気持ちにゆとりを持った旅行に繋がるという事だった。
ビジネスクラスでの出張でチェックインやラウンジを体験していたが、海外出張の場合は2人での行動が多い。その為、不安を感じることは少ない。
海外旅行となるとひとりで行動することが多いosoraにとっては、大きなメリットを感じた。
もちろん、よりANAが好きになったのは言うまでもない。
■修行ロスと"F"の衝撃
ドイツ旅行を終えた途端、フライト予約が全くない状態になった。
とは言っても約半年前まではフライト予約がない状態が普通だったし、出張が滅多にないosoraにとってはそれが本来当たり前の姿である。しかし幾多の先輩修行僧が経験してきたように、次なるフライトがないこの状態がなんとも耐え難かった。いわゆる"修行ロス"である。
この頃のosoraは、理由がないにも関わらず日帰りで沖縄、日帰りで大阪、日帰りで函館と、飛行機に乗ることが目的の休日を過ごすようになっていた。
ある日の osoraはいつもと同じく、特に理由がある訳でもなく、ただ飛行機に乗りたいがために新千歳空港に向かった。
札幌市内を観光し新千歳空港にもどってきたosoraは、復路のANA羽田便に搭乗する前に、普段は訪れないJAL側にも行ってみようと考えた。
そして出会ってしまった。この特別なオーラを放つエントランスと!!
そう!!
JALファーストクラス利用者と、高位のステータスホルダーだけが通れるファーストクラスエントランスである!!
これまでSFC修行の為に幾度となく訪れた羽田空港はANA、JALそれぞれが別の国内線ターミナルを使用していて、その気がなければJAL側の雰囲気を知ることはない。
ここ新千歳空港で始めてみたJALファーストクラスのエントランスに、osoraは興奮したのであった。
そして調べた。JALのステータス制度の概要を。
印象的だったのは80000FOP+JGC会員資格で、ダイヤモンドステータスとほぼ同等のサービスが受けられるJGCプレミアというステータス。さらにFOPをフライト以外で獲得できる独特のボーナス制度や、Club-EST会員へのFOP付与サービス。
ここまで調べたのなら、2017年JGC修行を悩まない訳がない。
春も間近に差し掛かった2017年3月、この時osoraは80000FOPまでの修行を真剣に考えていた。しかしその一方でANAのプレミアムポイントはすでに10000PPを超えている。
今年はJGCプレミアを目指してJALに乗るか、それともANAプラチナ継続修行を行うか、答えが出ないでいた。
■JAL便での海外出張指令再び
そんな時に再びJAL便での海外出張が飛び込んでくる。2016年SFC修行を決意した時と同じ様に、迷っているosoraの背中を押してくれた。
出張フライト往復で約13000FOP。そこにJALカードの年初搭乗ボーナスの5000FOPと、Club-ESTの年初搭乗ボーナスの2000FOPを加えれば、一気に20000FOPにもなる。JGC獲得までは残り30000FOPである。
osoraは、FOP単価に貢献するKUL発プレミアムエコノミーを組み込んだ国際線での修行旅程を発券し、ひとまずJGC獲得に必要な50000FOPまでの修行準備を整えた。
しかし、そんなosoraに予期せぬ知らせが舞い込んでくる。
それはなんと出張の中止だった。
既に発券を終えている。
後戻りはできない状況だった。
そして、出張の中止によって不足するFOPを稼ぐべく、
似たような修行ルートをさらに発券したのだった。
JGC修行の詳細については、次回のVol.3にまとめたいと思う。
そして2017年JGC修行の日を迎えたのである。
Vol.03へ続く